せっつ気まぐれ鉄考察

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新幹線行先ガチャ「どこかにビューーン」の使い道を考えてみよう


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2022/12/1受付開始、7日サービス開始と発表されたJR東日本の「どこかにビューーン」。JR東日本の独自のポイント「JREポイント」を6000ポイント使うとJR東日本の新幹線行先駅ガチャを引けるという、なんとも現代的で面白いサービス。

公式HPのURL↓

https://dokokani-eki-net.com/index.html

ガチャと言っても全駅のなかから抽選ではなく、表示される候補4択を何度も再抽選して気に入った4択から最終的に抽選されるので事実上のハズレなしガチャ。

出発駅は東京、上野、大宮の3駅。

目的地候補となる駅は、

東北新幹線 那須塩原新青森

山形新幹線 全区間(福島~新庄)

秋田新幹線 全区間(盛岡~秋田)

上越新幹線 上毛高原~新潟

北陸新幹線 安中榛名上越妙高

区間の各駅です。山形新幹線秋田新幹線の小駅もラインナップに網羅されております。
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(イラストに入れる都合上長野が遠そうですが、盛岡よりはずっと近いです。念のため)

ポイントで新幹線に乗れる「JRE POINT特典チケット」だと那須塩原上毛高原安中榛名といった一番近い駅まででも4620ポイント×2(往復ぶん)、新青森ともなると12110ポイント×2ですから、往復6000ポイントというのは物凄い破格です。ちなみに30%割引のお先にトクだ値で大宮~那須塩原に乗ると3680円(片道)。1ポイント=1円とすると現金の最低価格より安いとかほんとポイントのSuicaチャージ用途が馬鹿馬鹿しく見えて来ますね……?

出発時刻と到着時刻で選択できる時間帯は6-10、10-13、13-17、17-20、20-24または指定なしの3-4時間刻み6択。なお実際何度か抽選してみたところ、東北新幹線で最大2駅、それ以外の新幹線は1駅のみ表示されるという感じでした(おそらく隣駅の組み合わせも表示されないでしょう)。

 

1点の特定観光地へ安く行く手段としてはとても使えたものではありませんが、ガチャで行先が決まる不確実性を楽しめる人なら良さそうです。まあそうは言ってもあんまり旅行しない人だと「JR東日本の新幹線駅へ爆安で行けたところでどこを観光するんだ」とはなるものです。ぶっちゃけ私も少し思いました。そんなわけで、この「どこかにビューーン!」を最大限に活用するための用途を考えてみようかなと思います。新幹線駅までの移動だけではできることが限られてしまうので、常識的な範囲内で現地交通(別途実費)を用いることを前提とします

 

 

お題1:歴史的な名所や神社仏閣を巡る旅

候補駅▽

東北/郡山、仙台、一ノ関、盛岡

上越/燕三条または新潟

北陸/長野

旅に出る動機といえばやっぱコレ。巡礼は古くからの「旅」のスタイルとも言えますし、歴史があればそれだけ過去の話やドラマも多くあるというもの。個人的に大御所だと思うもの、有名なものを偏見で挙げてみましたが、小規模のところを含めるともっとたくさんあります。が、私は詳しくないので公式HPの方を覗いていただければと思います。

郡山:磐越西線で1時間と少しのところに会津若松があります。かつて会津藩が治めた土地であり、幕末の戊辰戦争の舞台にもなりました。観光地はその鶴ヶ城のほか、七日町エリアの古い町並みなど。東側には東山温泉もあります。磐越西線沿いには野口英世の故郷・猪苗代や磐梯山系、磐梯熱海温泉も。

仙台:仙台藩(伊達藩)の治めた土地であり、街の西側には仙台城、または青葉城とも呼ばれた城の跡があります。標高130m、南と西が山のこの地は天然の要塞であったようで、城跡の公園からは仙台の街並みが一望できます。2022年現在、伊達政宗像は出張中。

一ノ関:東北本線で10分の平泉は平安時代の東北の豪族・奥州藤原氏の治めた土地。源義経の育ち、そして最後を迎えた土地でもあるそう。観光地は中尊寺金色堂など。

盛岡:南部藩により建立された盛岡八幡宮が市内にあります。赤を基調とした外装が立派なんだとか。

燕三条または新潟:燕三条駅より弥彦線で30分の弥彦駅を最寄りとする弥彦神社があります。弥彦山を神体山として祀る神社であり、古くは万葉集にも歌われる古社。「おやひこさま」と人々に親しまれた新潟県随一のパワースポットだそうです。アクセスは新潟駅からでも可。

長野:無宗派で誰でも参拝でき、庶民信仰を集めただけでなく、数々の権力者からも信仰された善光寺があります。その建物の立派さもそうですが、仲見世通りなどの門前町の街並みも見所。少し遠いですが、長野に来たなら戸隠神社も忘れてはいけません。

お題2:湯ったり温泉宿の旅

候補駅▽

東北/福島、仙台、古川

山形/赤湯、かみのやま温泉、山形

上越/越後湯沢

北陸/上田、長野、飯山

旅の動機としてはこれも絶対欠かせないやつ。大都会の喧騒から離れ、温泉街の一角のお宿で温泉に浸かり、おいしい料理に舌鼓を打つ瞬間は何事にも代えがたい贅沢な時間と言えましょう。温泉は東北各地にありますが、温泉街があり宿泊するのがオススメな温泉地を独断と偏見でピックアップ。

福島:福島交通飯坂線で30分の飯坂温泉は奥州三名湯その1。江戸時代初期の歌人松尾芭蕉も訪れたという古くからの湯。摺上川と支流を中心に広がる温泉街には大小さまざまな旅館が軒を連ねています。ラジウムを含む弱アルカリ性の無色透明な単純温泉で微弱苦味無臭。なお同じく福島付近には土湯温泉もありますが、こちらは若干遠め。

仙台:バスで1時間の秋保温泉は奥州三名湯その2。仙台の奥座敷とも呼ばれ、名取川に沿って温泉街が広がります。低張性中性高温泉のナトリウム-カリウム塩化物泉で無味無臭。なお作並温泉もお忘れなく。

古川:陸羽東線で50分の鳴子温泉は奥州三名湯その3。日本にある11種類の旧泉質分類のうち8種類もが湧き出るんだそう。独自の自家源泉を有している温泉施設が多く泉質が異なるため、湯巡りをすると色々な温泉を楽しめるとのこと。湯めぐりチケットが売られ、湯巡り散歩や自分好みの湯を探すのが楽しみ方のひとつ。

赤湯:温泉街までは赤湯駅から徒歩30分ほど。戦いで傷ついた兵士が体を湯に浸けたところたちどころに傷が直り、血で湯が赤く染まったことから赤湯と名付けられたという話があります。3種類の源泉のうち、2つは硫黄を含むナトリウム-カルシウム塩化物泉。

かみのやま温泉:駅西側の一帯が温泉地であり、アクセスが容易。湯町、新湯、十日町、河崎、高松、葉山の温泉地を総称して上山温泉郷と呼ぶとのことで、泉質もそれぞれに若干異なるものの、おおよそ塩化物・硫酸塩泉の傾向にあるようです。

山形:スキー場にもほど近い山奥にある蔵王温泉まではバスで40分。戦いで毒矢に当たった日本武尊の家臣である吉備多賀由が浸かったところ数日で傷が治ったという話が残されています。pH1.3前後と日本で2番目にpHの低い強酸性の硫黄温泉で、肌がすべすべになることから「美人の湯」ともされるとのこと。

越後湯沢:川端康成の小説「雪国」とその冒頭のフレーズとともに名の知られる地域。越後湯沢駅自体が上越新幹線で東京から1時間と少しと近く、新幹線駅からも近いアクセスのとても良い温泉地です。またリゾートとして栄えた地域でもありますから、温泉付きの豪華なホテルも複数。泉質は弱アルカリ性低張性高温泉の単純温泉

上田:古くからの歴史があり、信州の鎌倉とも呼ばれる別所温泉のアクセスは上田駅から上田電鉄で30分。泉質は低張性アルカリ性高温泉の単純硫黄温泉。温泉街があって安楽寺常楽寺といった歴史的建造物もあるほか、3つの外湯もいずれも歴史ある建物。また戸倉山田温泉はしなの鉄道で15分前後(長野駅からは30分)。善光寺詣りの精進落としの湯として昔から親しまれ、開湯 120 年を超える歴史があります。50以上の源泉があり、湯量が豊富で源泉かけ流しのところが多いそう。無色透明の単純硫化水素泉。

長野:長野県山ノ内町の一帯にある9つの温泉を総称して呼ばれる「湯田中渋温泉郷」は長野電鉄の特急で45分。歴史の長いその湯の源泉は多く、源泉によって多少変わるものの主な泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉、泉温は65~93度と少し熱め。

飯山:古から存在するとされる北信州野沢温泉へは飯山駅からの直通バス「野沢温泉ライナー」で25分(注:飯山線戸狩野沢温泉駅からはバスが出ていません)。村内に30余りの源泉があり、「外湯」と呼ばれる無料の共同浴場が温泉街に13ヵ所もあるんだそう。泉質や泉温は源泉により異なりますが、おおよそ弱アルカリ性硫化水素臭の有する無色透明温泉の傾向にあるようです。

ここでは温泉街が形成されてたりアクセスが容易な温泉を挙げましたが、ほかの駅でも温泉施設が新幹線駅から近い駅はあります。例として、高畠駅(山形新幹線)は駅併設の温泉施設があり、上越妙高駅(北陸新幹線)は日帰り温泉施設まで徒歩2-3分です。

 

お題3:旨いものグルメぐり旅行

候補駅▽

東北/郡山・福島、仙台、盛岡、新青森

上越/越後湯沢・長岡・新潟

北陸/長野

旅行に行くからにはやはりおいしいものは食べたいもの。基本的にはどの土地にもご当地と言えるものがありますが……ここはその種類が多くて選択肢の多いところを挙げてみようかと思います。

郡山・福島:二択からは選べませんでした。郡山なら郡山ブラックラーメン、福島なら円盤餃子がご当地のグルメ。またそのほか福島県はフルーツの生産量が多く、そのフルーツを使ったスイーツはまさしく絶品の一言。ままどおるエキソンパイ、薄皮饅頭、くるみゆべしと「自分用のお土産」にオススメな銘菓が多いのも特徴です。

仙台:言わずと知れた牛タンは戦後の仙台の闇市がルーツとかで。ほか笹かまだったり、少し離れて松島に行けば牡蠣が食べられたり。またずんだが有名で、ずんだ餅はもちろん仙台駅構内の複数店舗で売られているずんだシェイクは仙台来たら一度は飲んで欲しい逸品です。

盛岡:盛岡三大麺とか呼ばれる冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばのほか、南部せんべいなどのお菓子の名物も複数。

新青森:穏やかな湾に面した街ということもあり、やはりおいしいのが海鮮。青森魚菜センターでは作るところから楽しいのっけ丼が頂けるほか、ご当地ラーメンとして味噌カレー牛乳ラーメンなんてものもあります。リンゴの本場は弘前市ですが、青森市でもアップルパイなどリンゴスイーツが頂ける店が何店舗かあります。

越後湯沢・長岡・新潟:グルメというよりはお酒でしょうか。この3駅にはぽんしゅ館があり、500円で御猪口5杯ぶんの日本酒の試飲呑み比べができます。また米どころ新潟らしく越後湯沢と新潟では爆弾おにぎりも購入でき、また越後湯沢では糀ソフトクリームなんてものも。ほか、新潟ではご当地ラーメンもあります。また、長岡と新潟ではB級グルメたるイタリアンというご当地グルメも頂けます。

長野:やはり長野といえば蕎麦。立ち食い蕎麦でもなかなか侮れないのが長野の蕎麦の良さでもあります。なお市内の蕎麦屋ではさも当然のように地元のスパイス屋・八幡屋磯五郎の七味を使用しており、その特徴的な缶を見ることができます。長野のおやきは野菜のぎっしり詰まったもので、店によって味や作り方も違うそう。スイーツ部門では竹風堂の栗スイーツがおすすめ。

 

ここに挙げた以外にもおいしいグルメは多くあります。簡単に挙げていくと、新白河の白河ラーメン、一ノ関の餅や団子、八戸の海鮮、赤湯のからみそラーメン、山形の冷やしラーメン、新庄のとりもつラーメンなど。

 

お題4:主が独断と偏見で選ぶ

候補駅▽

東北/仙台、新青森

秋田/秋田

山形/山形

上越/越後湯沢、新潟

北陸/軽井沢、長野

主が個人的に魅力と感じる観光地でご紹介できなかったものに近い駅を独断と偏見でピックアップしご紹介。都合、秋田からのご紹介です。

秋田:五能線の観光列車「リゾートしらかみ」の発着駅。五能線日本海のすぐ側を走る風光明媚な路線で、景色の良い区間で徐行運転したり、リゾートしらかみの一部列車だと千畳敷で下車観光時間を設けたり東能代でバスケチャレンジを実施してたりします(冬は中止)。注:2022年現在、五能線およびリゾートしらかみは現在被災により運休中です。復旧時期は最新の情報をご確認ください

また秋田に行く新幹線はミニ新幹線と呼ばれ、盛岡より先は在来線を走行。田沢湖線区間の景色はローカル線と呼べる風景ですので、快適な新幹線車両からローカル線らしさを楽しむのも一興でしょう。

仙台:松島の松島海岸駅までは仙石線で30分。大小さまざまな島が海に点在する松島は日本三景に数えられ、島々を近くで眺められる遊覧船も運行。仙台市内にはハピナ名掛丁商店街やクリスロード商店街などアーケード商店街が複数あるのも特徴。「仙台まるごとパス」を使えば秋保温泉作並温泉を含む仙台近郊の様々な観光地に行けるのでたいへん便利です。

新青森青森駅まで1駅、青森市内には青森ねぶたを展示したワ・ラッセ青函トンネル開通前に北海道へのアクセスを担った青函連絡船八甲田丸の博物館船があります。リゾートしらかみ(※運休中)の発着する駅でもあり。また、リゾートしらかみも停まる五能線五所川原からは津軽鉄道が延びており、冬にはストーブ列車が運転されます。寒いなかダルマストーブでぽかぽかしながら車内販売のスルメ(買うとその場で焼いてくれます)を齧るのがおすすめです。太宰治の生家も沿線にあり。

山形(冬):先に紹介した蔵王温泉は強酸性という紹介したなかでは特徴的な温泉。またスキー場が近くウィンタースポーツも楽しめます。山間にあり、条件が良ければ樹氷も見られるんだそうで。

越後湯沢:温泉に雪にスキー場にお酒においしいお米にとリゾート欲張りセットなところ。このほか、谷川岳最寄りの土合駅へは25分でアクセスでき、上り線は地上駅のためモグラ駅の下り線ホームまでは階段下り、手軽に楽しむことができます(列車本数が少ないので注意)。また北越急行では日曜限定でプラネタリウム列車「ゆめぞら」を運行しています。

新潟:徒歩30分の港からは佐渡島へ出るフェリーが出ていますので、佐渡金山などの史跡がある佐渡島へアクセス可能。5駅20分でアクセスできる新津は日本有数の石油の出る街で、新津温泉はこれまた石油の臭いのする温泉。

軽井沢:古くからの別荘地として知られ、避暑地の印象が強い軽井沢ですが、旧軽井沢地区の旧軽井沢商店街だと食べ歩きや観光のできるところが多くあります。また少し離れていますが北の方には草津温泉もありますから欲張ってセットで楽しむなんてのも。

長野:善光寺戸隠神社湯田中渋温泉のほか、複数の観光列車も魅力のひとつ。松本を経由して白馬・信濃大町方面に向かう観光列車「リゾートビューふるさと」などが走っています。また長野電鉄の特急ゆけむり号には前面展望が見られる席があります(WEB予約の指定席)。

冬であれば地獄谷野猿公苑もオススメ。湯田中駅からバスと徒歩でアクセスに難があるものの、猿の入浴という極めて珍しい光景が見られます。

 

実際の使い方を考えてみよう

旅行の動機としては歴史的名所観光・温泉・グルメで大方カバーできると思うのですが、新幹線行先ガチャということでそれ以外の使い方もできるんじゃないかと考えております。もっと具体的に……という例を挙げてみるとすると、私(主)ならこんな感じ。

 

青春18きっぷを併用してローカル線の旅 駅:任意

JRの普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」、または「北海道&東日本パス」を併用してローカル線に乗る旅です。これらのきっぷは原則特急列車に乗れませんから、18切符の旅となるとローカル線に乗りに行くにも東北本線上越線(=在来線)をひたすら普通列車で……というのがセオリーになるのですが、北東北となると東北本線を下るだけで一日がかり。どこかにビューーンであれば新幹線を使えるので短い旅程でも遠方のローカル線を効率よく周ることができますし、ガチャの行先で行くローカル線が決まるのも面白いでしょう。

 

・スキー場ガチャの旅 駅:山形(蔵王)/越後湯沢/長野/上越妙高(赤倉) ほか

ウィンタースポーツといえばやはりスキーでしょう。「どこかにビューーン」のサービス開始も冬ですから、行先ガチャのテーマとしては丁度いいと思います。スキーに限らず、スケートだったり雪景色を目的にしたりと、冬をテーマにしたら色々な選択肢が出てくると思います。

 

・お祭りやイベントの地を訪ねて…… 駅:仙台(七夕)/新青森(ねぶた)/大曲(花火)/秋田(竿燈)/長岡(花火)/長野(御開帳) ほか

日本のお祭りの地に足を運んでみる旅。1日・数日開催のお祭りだと時期にピンポイントで合わせて行くというのは難しい(うえに宿を押さえるのも厳しい)ですが、お祭りについて解説した施設がある場合もありますし、お祭りの行われる現場を見に行くというのも面白いと思います。長期のお祭りなら時期に合わせることもできます。代表的なものを挙げていますが、ローカルなお祭りもいくつもありますから選択肢も多くあるでしょう。

 

・遠方に行ったっていいじゃない 駅:仙台(石巻女川・三陸・北海道)/八戸(三陸・北海道)/新青森(北海道)/新潟(酒田・北海道)/上越妙高(北陸) ほか

別に新幹線駅やその周辺を観光する必要があるわけではなく、新幹線駅を起点に遠くに行くというのもひとつの選択肢なんじゃないかと思います。お題4で挙げた新潟・佐渡のほか、フェリーで北海道へ行ったり、上越妙高から先の追加料金を払って北陸へ足を伸ばすのもよいでしょう。ただし、飛行機の方が速い・安い、バスの方が、もしくはJRでも普通のきっぷや企画券を使った方が……というパターンもありますので、新幹線を使うのが合理的かは考える必要があります。

 

・テーマ別グルメガチャ 駅:テーマによる

ある1テーマでグルメガチャ旅するのも面白いと思います。テーマとしては「海鮮」「ご当地ラーメン」「B級グルメ」「ローカルチェーン」など。

 

逆に「どこかにビューーン」を使わない方がいい場合は?

当然ですが、旅行スタイル次第ではガチャらない方が賢明というパターンもあります。例えば……

・特定の観光地に行きたい場合

ガチャの旅という性質上、特定の観光地を狙うのはあまりにも向いていません。そもそも4択抽選の時点で必ず別方面が選ばれるようになってるので、近い駅4駅を選ぶことができないようになっています。1/4に賭けるのはまったく現実的ではないでしょう。

・観光列車

「どこかにビューーン」自体が1ヶ月前からの申し込み、そして指定席の予約も1ヶ月前から。ですので、混雑する時期に観光列車に乗りたいとか、そもそも人気の列車となると1ヶ月前の10時の時点で即指定席が埋まってしまい、ガチャで行先が決まった時点で観光列車は既に満席……なんてことも。実際、上記でも運転日数が多い「リゾートしらかみ」ほか、予約のうえで確実性の比較的高めの列車の紹介のみに留めております。候補4択の観光列車の指定席をそれぞれ押さえておいて決まったらキャンセル……というのだとキャンセル料によるロスなどか避けられません。

・長いローカル線の旅や周遊旅行

具体例を挙げてしまうと、小海線只見線飯山線など。小海線なら新幹線の反対側があずさ号の停車駅ですし、只見線の場合は長いので小出駅から会津若松まで行ってしまうとそのまま磐越西線で郡山に抜けて東北新幹線に乗ってしまった方が圧倒的に楽です。飯山線も同様ですし、何よりこれらの路線は週末パス(別途料金で特急や新幹線に乗れる)の対象範囲。平日であっても一筆書き切符という選択肢があります。往復セットという性質上、最終的に同じ駅に戻って来なければならないので、周遊旅行にはあまり向いていないのが現実でしょう(盛岡駅を起点に北東北を1周などといった周遊旅行は成立しますが)。

 

と、こんな感じで使い道と使えない条件を上げてみましたが、私は考え付かないような使い方がもっとたくさんあるんじゃないかと考えています。JREP会員誘致企画であろうという点を差し引いてもすごく面白い企画だと思っており、私個人としてはかなり期待してます(残念ながら私用のため今年度は使えそうにありませんが)。

ちなみにこれを書く前に各駅付近の観光地情報を書いてた(ボツ記事化)のですが、なんとJRさん自身がHPに載せてました。流石。新青森に対し弘前城とか載せてましたから、行動の想定範囲は比較的広めのようですね。