せっつ気まぐれ鉄話

テキトーな鉄道考察ブログ。超低頻度不定期更新

食堂車を利用したいので無駄に考察

食堂車を利用したい

食堂車のある列車に乗って食堂車を利用したい。車窓を見ながらライスカレーでも食べてみたい。あわよくばゆっくりとコーヒーとともにお菓子でもつつきたい。

え?レストラン列車はいくらでもある?

確かにレストラン列車は全国にありますし駅弁を持ち込めば安く車内食が楽しめますね。それも旅情があっていいのは全面的に行程します。しかーし、往年の特急列車に付いてた食堂車ではなーい。私は往年の特急列車みたいな食堂車を使いたいのだー。

 

ということで食堂車のおはなし。

 

聞くところによるとヨーロッパは高速鉄道に食堂車があるって話。路線は限られるうえあっても1等車利用者のみだったりもしますが、全滅してる本邦と比べると残ってるだけマシだと思いまする。

何故食堂車が(定期列車から)全滅したかという話ですが、推測だと一回の乗車時間が短くなってしまったからかと思われます。オジサン年齢のある鉄道ファンから聞いた話ですが、かつてあった特急列車の食堂車は長距離になると利用する人がいたんだそうで。昔の特急列車は数時間単位が当たり前、しかし特急なので停車時間は切り詰められてるので途中駅での補給は不可能、というワケだそう。そういえば最近まで残ってた食堂車も北斗星みたいなロングラン長時間乗車の寝台特急でしたね。

 

ということで(?)新しい食堂車のある列車を考えてみましょ。

需要の面で見れば長時間乗車(=利用せざるを得ない)の列車に食堂車付けることが一番いいのですが、新幹線ネットワークのおかげでいち列車の長時間乗車の例は少なくなりつつあります。加えて日本人は4時間くらいを越えると途端にほぼ全員が飛行機使う空飛ぶ民族(?)なので長時間定期列車を新たに設定するのはNG。飛行機に逃げてしまう。

 

極自然にそれっぽい食堂車を……となったら、おそらく選択肢は「長時間乗車の観光列車」に付ける案くらい。それなんてWEST EXPRESS 銀河(食堂車案があったとかなんとか)。

これが定期特急なら食堂車なんてデッドスペースは潰して座席にするのが大正義ですが、詰め込み詰め込みの定期特急と違って観光列車ならフリースペースも必要です。ということで例えば食事時間帯は食堂車として解放し、食後は軽喫茶営業するか雑談用フリースペースとして解放するかという案を出してみます。

自由席の食堂車だと稼げるか問題にブチ当たるので、例えば前半は旅行商品専用のフルコース、後半はフリー利用とする案。それなんて北斗星。フリー利用(北斗星でいうパブタイム)は何でもアリにしてしまうとコーヒー一杯で粘る金なし客が居座る可能性が出てくるので、食事単品またはドリンクセット(おかわり可能)みたいにできるとよさそうですね。

さらに例えばスイーツとかそういうのは沿線企業や料理店とコラボして事前に積み込んだものを数量限定で提供するとかそういうのも楽しそうです。

こうした使い方は夜行列車と相性がよさそうなんですよね。北斗星号なんかだと食堂車の談笑室としての解放があった話は聞かないのですが、食堂車兼フリースペースとして利用することを考えれば列車デザインの可能性は一気に膨らむと思います。スペースを無駄なく使う工夫ができれば昼行列車でもアリ。

 

まあどちらかと言うと移動にも効率を極めすぎて観光地への移動もRTAする人が大多数なのでそもそもの話長距離列車の需要というところから問題が発生するのですが、それはまた別に考えてみましょう。新しい斬新な観光列車が見たいんだ私は。

 

ということで食堂車を利用したいので新しい食堂車を考えてみる話でした。下らない話ですがまあ元より駄文のつもりです。

 

 

 

 

サフィール踊り子?近鉄しまかぜ?アーアー聞こえなーい